2007-08-25 10:30 am by 須坂新聞
須坂市動物園のアカカンガルー「クララ」の第2子が18日午後6時50分ごろ、全身を袋から出したのを同園職員が確認した。5秒程度だったが、しっっかりと立ち上がり、自力で袋に戻ったという。袋から出たこの日が誕生日になる。
今後、徐々に足腰を鍛え、約1カ月後には袋に入らなくなり、自立していくと予想される。性別は未確認で、ハッチの子かどうかもまだ分からないが、順調な成長ぶりに同園でもホッとひと安心といったところだ。写真右は20日に撮影、ハッチがやさしく寄り添う姿がほほえましい。
また、同園では南園のヤギ舎に、飼育員のアイデアを生かした半丸太の平均台を2本設置した=写真。もともと木登りが得意なヤギの生態を理解してもらう行動展示の一種で、バランス感覚の見事さに訪れた人たちも「ヤギってこんなことができるの?」と驚きの声をあげている。
同園のヤギの群れは13頭。丸太の設置後、リーダー格の年配ヤギたちは登らずに地上のえさを食べているが、若手のヤギたちは丸太の先端にあるえさを食べるため、順番待ちの列を作ることもある。強弱関係から若い個体にえさが十分行き届かないことに頭を悩ませていた飼育員の小林哲也さんは「実はこの方法で、えさの配分が均一化されることを期待している。同時に南園の魅力向上につながれば」と話している。えさの時間は午前9時と午後3時半ごろになっている。
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