2007-07-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂の夏を彩る30回記念の市民祭り「須坂カッタカタまつり」が21日、駅前通りと国道403号を歩行者天国にして開かれ、老若男女の踊り手や観客ら大勢の人たちでにぎわった。
メーンイベントの踊りの祭典には昨年より1連多い55連(3,274人が申し込み)が参加。最初の休憩時に強い雨が降り出し、休憩時間を延長して様子を見るハプニング。このまま中止の可能性もあったが、皆の祈りが天に通じてぱらつく程度になり「再開」のアナウンスに会場一帯から大歓声。再び正調須坂小唄や新須坂小唄が流れ、踊り手たちの笑顔が弾けた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「ソレッ」と元気よく飛び跳ねるなどパワー全開。大休憩では恒例の竜みこしも繰り出し、祭りに花を添えた。
コンテストは踊り、仮装、山車デコレーションの3部門で実施。審査の結果、踊りでは▽最優秀賞=キドゥー戦隊学3上!連(墨坂中)▽優秀賞=ニットー連、仮装では▽最優秀賞=パイレーツオブ須小6☆輝隊☆連▽優秀賞=旭ケ丘西遊記連、山車デコレーション(子供デコレーションは全連に奨励賞)では▽最優秀賞=東横町連▽優秀賞=馬場町連。また、全体を通した中で▽STV賞=ニットー連▽特別賞=小山小6年友情のWA連▽特別賞=須坂市連合婦人会連が贈られた。
このほか、40区画にフリーマーケット・模擬店・高校生ショップなどが並んだおまつり広場、5団体が出演したダンスパフォーマンス、2団体が出演したこども神楽、30回記念の「ひもとけ!須高の歴史と繭の玉」レース、須坂市消防団音楽隊パレード、おはやし・太鼓・バンド演奏―など多彩なイベントが繰り広げられ、祭りを大いに盛り上げた。
主催の実行委員会では「雨に振り回されたが、とにかく最後まで開催することができ、踊り連も一回りすることができてよかった。今後も皆さんの声を聞きながら検討を加え、なお一層充実した市民祭りを目指していきたい」と話している。
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