2007-05-15 07:00 am by 須坂新聞
県が設置した信州伝統野菜認定委員会このほど、県庁で初会合を開き、県内産の38品目を「信州の伝統野菜」に選定した。
須高地区では▽八町きゅうり=須坂市八町▽沼目越(しろ)瓜=須坂市沼目▽村山早生牛蒡(ごぼう)・仮称=須坂市村山▽小布施丸なす=小布施町の4品。県内全体では、坂城町のねずみ大根など大根が9品、蕪(かぶ)が8品、野沢菜などの葉物が6品などが選ばれた。
今回選定された38品目は「信州の伝統野菜」目録に掲載される。生産者グループから申請があれば、伝承地で基準に従って栽培された野菜として認定も行う。認定されると「信州の伝統野菜」の認証マークを使って販売できる。
認定審査は6月中の第3回委員会で行う。今後は9月12日に伝統野菜料理コンクール、11月に生産流通販売のネットワーク会議を予定。来年度も新たな選定・認定を行う。
県は「地域の気候風土に育まれ、昭和30年代以前から栽培されている品種であることなどを基準に委員会が選定。地域食文化の情報発信に努め、伝統野菜の継承や地域振興につなげたい」と話す。
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