市議に厳しい注文〜市議会広報特別委がアンケート

2006-10-25 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市議会の広報特別委員会(土谷フミエ委員長)は市内全戸に配布している市議会報すざか8月号で市議会広報に関するアンケートを行ったが、このほどアンケート結果を全員協議会で発表した。郵送された回答はわずかに32通だけ。市民の市議会に対する関心の薄さを示す結果となったが、寄せられた意見は、議員に対する厳しいものが多い。
 設問の▽議会報は読んでいるかは、必ず読む21人、ときどき読む10人、読まないが1人▽特にどこを読むか(複数回答)は、一般質問報告28人、委員会報告15人、議案一覧表9人、編集後記6人、議会の窓5人の順▽議会情報はどこで(同)は、議会報23人、須高ケーブルテレビ11人、議員に聞く、その他が各3人▽須高ケーブルテレビ中継を見るかは、時々見る13人、必ず見る5人、入っていない11人など。回答者は60代11人、50代・70代各6人、40代5人、30代2人、20代1人だった。
 32人の回答だけで傾向は分析できないが、回答者の大半は市政や議会に関心が高い市民と推定される。
 寄せられたその他の意見は▽議会や書面だけでなく、現地・現場、町の声などに目と耳を働かせてほしい=30代▽一般質問をみると勉強している議員との差が歴然=40代▽意見を言わない議員の気持ちを市議会報に掲載してほしい▽議会用語を市民に分かりやすい表現に変えてほしい=60代▽議員間の議論がみえない=60代▽重箱の隅を突く質問ではなく、建設的・具体的にどうあるべきかを示す議会にしてほしい=60代▽市民に市議会や市政の実態を示し、市民に情報を提供して共に市政を考えていこうとするスタンスがみえてよい。親しみやすさ、分かりやすさを工夫している努力が見える▽ケーブルテレビ等を見て議員の質問内容に疑問を抱く▽議員に市に対して質問してもらいたいと思うときの窓口があればよいと思う=以上70代などがある。

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