2006-10-22 07:00 am by 須坂新聞
飲酒運転による交通事故が社会問題となっている中、須坂市は20日から、酒酔い運転をした職員は事故の有無にかかわらずすべて免職とする新たな処分規定を施行した。県内19市では最も厳しい内容という。
新規定は別表の通りだが、酒気帯び運転、ひき逃げ、あて逃げ、無免許運転、速度違反も場合によっては免職とした。また、教唆した者、違反者と共に行為をした者は違反者と同一処分、法令違反と知っていた同乗者も実情に応じて処分する。
須坂市では今年の交通事故の死者が既に9人を数え、昨年1年間の3倍になっていることから、年末まで「交通死亡事故多発非常事態宣言」を発令中でもあり、福岡市職員による飲酒運転事故などを受け、職員の飲酒運転禁止を徹底し、抑止効果を図ろうと見直しを行った。
市総務課では「飲酒運転は極めて悪質な犯罪行為で、本人にとどまらず、被害者や周りの多くの人たちの平穏な生活を一瞬にして変えてしまいます。職員が率先して交通ルールを守り、市民の啓発にもつなげていきたい」と話している。
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