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6月1日から住宅・駐車違反「変わります」

2006-05-29 12:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 《改正道路交通法》
　6月1日から改正道路交通法が施行され、放置駐車違反の取り締まり方法の大幅な変更と共に、取り締まりを民間に委託する駐車監視員制度がスタートする。駐車時間の長短にかかわらず、放置駐車違反車両には確認標章（ステッカー）を取り付けるなど、取り締まりが強化される。
　今までは違反車両にチョークで印を付け、一定の時間を経て確認する方式。短時間なら構わないとの認識から違法駐車が後を絶たず、他の車の進路を妨げたり、見通しを悪くさせるなど、事故につながる要因にもなっていた。
　このため、今回の法改正により、違反は「一発アウト」に変更され、運転者が違反金を支払わなかった場合は使用責任者（所有者）に支払い義務が生じ、これを滞納すれば、督促・滞納処分または車検拒否、さらには車両使用禁止の罰則が課せられる。
　なお、放置駐車違反の取り締まりは従来通り警察が主体的に行い、駐車監視員はガイドラインに沿って都市部の重点地域で活動。同監視員が反則告知や金銭の徴収を行うことはないが、「みなし公務員」であり、運転者が業務を妨害した場合は公務執行妨害、金品で「見逃し」を求めると贈賄罪になる。
　須坂警察署や須高交通安全協会では、広報紙での啓発、パンフレットの配布、各種会合での説明などの機会を通じて、新制度への理解や協力を呼び掛けている。問い合わせは同署交通課TEL026-246-0110または須高交通安全協会TEL026-246-0034まで。