須坂市/新年度予算案を発表

2006-02-26 12:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市は21日、一般会計総額184億5,000万円(前年度当初比5.13%増)、7特別会計合計総額148億3,999万円余、2企業会計合計総額37億7,717円余、全会計合計総額370億6,717万円余の新年度予算案を発表した。
 新年度一般会計予算案の歳入は▽市税収入が54億8,800万円=前年度比2.51%増▽地方交付税は前年度比2.27%増の45億円を見込んだ。
 また歳出は▽総務費が、緊急時の災害対策本部となる市役所本庁舎と西館の耐震補強工事を実施する等から25.22%増▽民生費が、子育て支援に重点を置いたこと、児童手当の支給が小学校修了前まで拡大されたこと等から1.15%増▽教育費は、小学校校舎や体育館の耐震補強工事、相森中学校体育館建設で38.14%増とした。性質別は、普通建設事業費が25億2,780万円と倍増した。
 特別会計は▽国民健康保険特別会計が42億6,530万円=0.1%増▽下水道事業特別会計が29億9,545万円=0.64%減▽介護保険特別会計が29億3,000万円余=6.44%増(制度改正で介護を必要としない人も対象とした地域支援事業が創設されることから増額)など。なお、奨学金特別会計は貸付金の財源を一般会計に依存していること、福祉企業センター特別会計は事業規模が縮小していることから特別会計を廃止し、一般会計に組み入れた。
 新年度から始まる後期五カ年計画に沿って「安心・安全」「元気」「交流」による「元気な須坂づくり」をスローガンに、地域特性を生かした健康づくり、産業の活性化、子育て支援等に重点を置いた。昨年に続き、新規事業案を公表し、意見を反映した。また、国のまちづくり交付金を積極的に導入して中心市街地のにぎわい創出に充当、職員等の提案で約40のゼロ予算事業を盛り込んだ。三木市長は「選択と集中を図る中で、元気な須坂を創造する予算を目指した」としている。

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