2006-02-20 07:00 am by 須坂新聞
液晶の関連装置等を製造する叙中外製作所(長野市若里工業団地内、大橋充夫社長、従業員約80人)は、須坂市井上の「インター須坂流通産業団地」に本社・工場を移転する。14日、須坂市役所で土地売買契約の調印式があった。
同社は、液晶パネルの大型化需要に対応するため、より広い敷地が必要となり、インター須坂流通産業団地内に現工場の約4倍となる敷地面積約8,472平方メートルを確保、全面移転する。
新本社・工場は、総投資額約6億5,000万円、3月に着工し、8月開業を予定。建物は鉄骨1部3階建て約4,000平方メートル。主力となる液晶パネルを切断する大型装置などの生産能力が拡大する。同社は、約5,200平方メートルを約2億2,747万円で購入した。また約3,300平方メートルは将来購入を目的に市から借りる。
同社は、昭和25年の設立で、資本金は4,300万円。平成17年度の売上高は19億円。液晶関連装置、半導体関連装置、自動省力化機械設計製作、試験機設計製作、特殊材料の機械・板金加工など特殊産業装置メーカー。新工場では、液晶パネルを大型サイズで精密分断する装置を主力に製造する。
大橋社長は「液晶ブームに社運をかけ、須坂市に進出した」と調印式であいさつ。三木須坂市長は「技術力のある企業が須坂市に来ていただくことになり、期待している。須坂市の発展にもつながるように関係機関等を通じて協力していきたい」とあいさつした。これで同流通産業団地分譲用地の84%を分譲した。
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