2005-08-28 07:00 am by 須坂新聞
社会福祉法人すこう福祉会(岡村軍治理事長)が須坂市高畑町1234-1に建設中の身体障害者通所授産施設「ワークハウスわらしべ」と身体障害者通所介護支援施設「デイサービスセンターすまいる」が完成し、22日、落成式を行った=写真。開所式は9月1日。一般公開は10日。
ワークハウスは印刷や豆腐・菓子製造、軽作業、農作業を授産項目に、一般就労の道を探り、適応訓練も行う。印刷はウェブデザインを含む高度な技術も。豆腐製造は国産大豆100%で地産地消を目指す。
デイサービスセンターは生活の介助(入浴・排せつ・食事など)や孤立感の解消(社会適応訓練・外出支援など)心身機能の維持向上(機能回復訓練・軽作業など)と、家族負担の軽減を図る。
定員はワークハウスが30人。デイサービスセンターが1日15人。スタッフは早野幸江施設長や宮崎隆司副施設長、職員ら14人体制。
岡村理事長は「多くの支えがあって完成し御礼を申し上げる。障害者が安心して働ける場と入浴など家族の負担を減らす地域社会を目指したい。国の補助基準が見直され予定した車両や機器が準備できず、借入金を含め二千数百万円以上の資金不足を今後街頭募金などで確保し、経営の安定に努めたい。今後ともご支援ご協力を」と述べた。
総事業費は約3億1500万円。補助金は2億4000万円。総工費は授産施設が約1億6200万円(補助対象)。支援施設が約1億500万円(同)。補助金は国2分の1・県4分の1・市8分の1。また、長野市、小布施町、高山村、旧豊野町、信州新町1373万円。
電話は代表TEL248-5678。いんさつやさん直通TEL248-5205。デイサービス直通TEL248-5933。
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