あこがれの甲子園/平林豪君

2005-08-24 12:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 第87回全国高校野球選手権大会に山梨代表・日本航空のレギュラー(6番・レフト)として須坂市北横町出身の平林豪君(3年・写真右から2番目)が出場、初戦では決勝のホームを踏むなど、夢舞台「甲子園」に足跡を残した。
 初戦の福井商業はプロ注目の好投手を擁する強豪。一時は5点差をつけられたが、じわじわ追い上げ、同点の7回、先頭打者の平林君は「どんな形でもいいから塁に出たかった」と内野安打で出塁=写真左、三塁まで進んだ後、中前打で決勝点となるホームを踏み、チームの勝利に貢献した。二戦目は昨年優勝の駒大苫小牧。平林君は二打席凡退後、代打を送られ、悔しさも味わった。通算6打数1安打1打点。
 須坂市からは初戦約40人、二戦目約20人が応援に駆けつけた。本紙7月30日号で紹介したように、元高校球児の父・隆文さんは須坂商業時代、二年連続して直前で甲子園出場を逃した経験があり、スタンドで我が子のプレーを見守りながら「夢を見させてもらった。甲子園に出られる選手はほんの一握りで、こんな大舞台に立てたことは幸せなこと。たくさんの方々に応援していただき、本当にありがとうございました」と話す。また、平林君は「あこがれの甲子園でプレーができて、とても感激した。満足いく結果は出せなかったけれど、この経験をバネにまた頑張りたい」と振り返っている。

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