【エコパーク須坂】長野広域連合のごみ最終処分場完成〜安全最優先の施設運営を

2021-03-20 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 長野広域連合が須坂市仁礼町(旧土取り場)に建設した一般廃棄物最終処分場「エコパーク須坂」は13日、浸出水処理施設管理棟研修室に構成9市町村長や広域連合議会議員、地元区、工事関係者ら約40人が出席してしゅん工式をした。主催者あいさつやテープカット後、工事請負業者らに感謝状を贈った。
 8市町村(須坂市、高山村、長野市など)から排出されるごみを長野市(ながの環境エネルギーセンター)と千曲市(現在建設中)の焼却施設で中間処理し、灰やスラグ等を資源化に回して残る溶融スラグ、飛灰処理物、溶融不適物を15年間埋め立て処分するオープン型最終処分場。先月埋め立てを開始した。
 敷地約10.6ha。埋め立て面積は約1.67ha。埋め立て容量85,000立方メートル。
 遮水工は二重遮水シートを敷設。シートの上下と中間に保護マットを挟む。シートの間に142個の測定電極を設置し、電流を流して漏水を確認する電気的漏水検知システムを導入した。上層シートの破損箇所を特定して修繕する。
 浸出水処理施設は処理能力日量60立方メートル。地下に3,000立方メートル(25mプール8個分)の調整槽を設けた。
 浸出水の中のカルシウムと浮遊物質をアルカリ凝集沈殿設備や砂ろ過設備で除去し、きれいになった水を検査後下水道に放流する。
 遮水工の下に設置した地下水集排水管により地下水を安全に集めて下流河川に流す。
 敷地内に降った雨は防災調整池(容量5,400立方メートル)に貯留し、下流河川に流す。
 地下水モニタリング施設は施設内4カ所、湧水1カ所。
 加藤久雄連合長は「万全の対策を講じて整備した。広い緩衝緑地を設け環境にも十分配慮した。安全を最優先して施設運営していく」とあいさつした。
 三木須坂市長は「長野広域全体のことを考えて検討された仁礼町区に心から感謝を申し上げる」。駒津幸司仁礼町区長は「提案から13年になるが多方面で検討を重ね、受け入れを決めた。施設を見守り、理解と協力を申し上げ、将来に向かっていきたい」と述べた。

2021-03-20 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1000円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。