新型コロナウイルスの感染が広がる中で中国工場の操業再開〜現地進出の須坂市の4企業

2020-02-29 07:00 am by 須坂新聞

工業・商業 icon 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が国内外で拡大の一途をたどり、長野県内でも松本保健所管内で2人の感染が確認された。須高地区3市町村ではそれぞれ緊急会議を開いて、対策を講じると共に、感染予防を強く住民に呼び掛けている。新型肺炎の拡大は須高地区の市民生活や経済にも大きな影響を及ぼし、催しの中止・延期も相次いでいる。本紙では2月8日号に続き、各方面の現状を取材した。
 新型肺炎は世界経済に深刻な影響を及ぼしているが、中国に進出している須坂市内企業4社の現地の様子を取材。いずれも2月上旬は休業状態だったが、現在は全ての企業が操業を再開している。
 アスザックフーズ(米持町)は浙江省紹興市の工場で野菜、果物のフリーズドライを製造。工場周辺に感染者が出なかったため17日から操業を再開した。生産は以前の8割ほどに戻った。政府から担当者が毎日工場を訪れ、1日2回の社内消毒、体温計測を指示し感染予防のマスクを配布する。現地に日本人スタッフはほどんどいないが、テレビ電話などで対応している。
 テクノエクセル(南横町)は浙江省の工場で圧力センサや給水機など、合肥市の工場で全自動洗濯機用の各種機能部品などを製造。
2つの工場では17日から操業を再開。日本人社員は帰国したまま須坂市の本社に勤務、現地責任者とテレビ電話などで対応している。
 鈴木(旭ケ丘工業団地)は広東省の製造工場でコネクタ用品などを製造。10日から徐々に操業を再開、生産は以前の5割ほどに戻った。現地工場の日本人社員は1月中旬以降に帰国し本社勤務。電話やネットを通して現地責任者らと連絡を取り合っている。
 オリオン機械(幸高町)は上海市の工場で真空ポンプ、酪農機器など、広東省の工場でエアードライヤー、チラーなどを製造。両工場とも24日から操業を再開。現地社員が交代で勤務しており、日本人スタッフは上海市の工場に1人在勤。生産は以前の7割ほどに戻った。

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