2020-01-18 07:00 am by 須坂新聞
新春恒例の須坂市消防出初め式が12日、須坂小グラウンドとメセナホールで開かれ、関係者多数が出席した。須坂小学校グラウンドでは人員報告、服装点検、分列行進などを行い、引き続き、メセナホールまで市内を行進した。
メセナホールの式典には阿部守一県知事も出席。席上、市長職務代理の中澤正直副市長は「台風19号で被災された皆様に衷心よりお見舞い申し上げ、一刻も早く元の生活が取り戻せるよう、国や県と連携し、復旧復興に取り組んでまいります。台風災害とその対策・対応について検証し、教訓とし、風化させることなく、防災減災に努めてまいります」。
続けて「須坂市消防団は地域社会に欠かせない中核組織として、市民から厚い信頼を得ています。台風の際も過酷な状況下、全力で活動していただきました。市民の生命・財産を守り、安心・安全なまちづくりの重責を担われる皆様のご健勝を祈念し、なお一層の協力をお願い申し上げます」と式辞。
引き続き、退団者と任命者への辞令交付、新入団員の宣誓、功労者や無火災の表彰、団長訓示などを行い、阿部知事らが祝辞を述べた。
今回の退団は40人、新入団は37人。現在の団員は863人で、定員881人に対して18人少ない。このうち、女性団員は33人(音楽隊23人・分団10人)いる。
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須坂市消防本部によれば、昨年1年間に須高地区で発生した火災は24件で、前年に比べて13件減少した。
市町村別では▽須坂市=17件(前年比3件減)▽小布施町=6件(5件減)▽高山村=1件(5件減)。種別では▽建物=12件▽車両=3件▽その他=9件。死者はゼロで前年比6人減。負傷者は2人で前年比1人増だった。
また、救急車は3,115件(1日平均8.53件)出動、前年に比べて19件増加した。3,000件超えは2年連続、最多出動数を更新した。
出動の市町村別では▽須坂市=2,366件(前年比30件増)▽小布施町=414件(17件減)▽高山村=327件(6件増)。その他として高速道路などへ8件出動した。
原因別では急病2,068件(全体の66.3%)、一般負傷481件(15.4%)、転院305件(9.7%)、交通事故159件(5.1%)などとなった。
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なお、1月1日付の主な任命者や今回の表彰者などは順次紹介します。
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