2020-01-11 07:00 am by 須坂新聞
「(大会賞は)自分で新聞を見る前に、友だちからの連絡で知りました。うれしさや驚きと同時に、須坂新聞の取材があるかもしれない…困る〜と思いました」と笑顔を見せる。
須高書道大会の第40回以降、ほぼ連続で11回、県知事賞、市澤静山審査長賞、須坂新聞社賞などの上位に名を連ねた。
「元旦号に載る審査長評が楽しみで、自分も評してもらうことが毎回の目標でした」と話す。今回の大会賞作品に対する評は「点画の配分と線の強弱が、作品全体に行きわたっていて素晴らしい。文字は大きめに書き、雄大さを持たせながらも、限られた紙面を有効に使っている。白・黒の配分がよく、魅力ある美しい作品である」。練習の成果を報いる賛美だ。
書道を習い始めたのは20年ほど前。「祝儀袋にきれいな文字で書きたい」と思ったのがきっかけという。現在、教室へは週に一度のペースで通う。「この須高書道大会は私にとって年に一度のイベントになりました。大会賞は先生(飯川比呂子さん)の指導と励ましのおかげです」と話す。
「教室では練習する課題が毎月変わるので、飽きやすい私でも続けられています。今、趣味といえるのは唯一、書道です」。マイペースで筆を持つ時間を楽しんでいる。
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