2019-12-21 07:00 am by 須坂新聞
日野小学校の児童がこのほど、松本市で行われた第24回県ジュニアゲートボール大会(県ゲートボール連盟主催)で初優勝を飾り、来年の7月下旬か8月上旬に埼玉県で開かれる全国大会の出場権を獲得した。
須坂市勢の優勝は第15、16回大会で旭ケ丘小が2連覇して以来8年ぶり4回目。
県大会の決勝は第14回大会で優勝している井上小と対戦。1ゲーム30分の3回戦制で争い、日野小が2連勝して須坂対決を制した。
日野小の児童は10月27日の第21回須坂市ジュニア親善ゲートボール大会で優勝し、県大会の出場を決めると、約3週間、週1回のクラブ活動に加え、週3回の朝練習を重ねて県大会に臨んだ。
藤澤愛菜(まな)主将(6年)は「朝練や大人との試合を組んでもらい、そういう練習があったから勝てたと思う。相手も須坂市の大会のときより強くなっていたが、仲間を守るだけでなく相手の球を外に出すことなど、考えて試合ができた。コートも違って慣れない場所だったけど、練習してきた成果が出せた」と喜んだ。
市ゲートボール協会では、競技の普及などを目的に20年ほど前から会員が市内の小学校のクラブ活動で指導員を務めている。今年は11校のうちゲートボールクラブのある4校で活動に協力した。
日野小の子どもたちを教える同協会の黒岩春男さん(村山町)は「朝練をやったことが効いた。須坂市3位で県大会に行けなかったBチームの6年生5人が毎回練習に協力してくれたことも大きかった」と振り返り、「子どもたちのやる気と、指示通りに落ち着いて素直にプレーしてくれたことが優勝につながった」とたたえた。
来年はメンバー全員が中学生になるため、全国大会に出場するかはまだ未定というが、藤澤主将は「初めてなのでみんな行きたい気持ちは大きいと思う。(出場したら)日本各地から強いチームが集まるので、優勝までは行けなくても、自分たちのできる精いっぱいの試合をして、できるだけ勝ち進んでいきたい」と話している。
〔日野小学校〕▽選手 藤澤愛菜(主) 天野桃萌 永岡沙都 松村遙香 平尾真歩 小林鈴 星沢花凪 本藤花野=全員6年▽監督 黒岩春男▽コーチ 岩井賢一▽クラブ担当教諭 久保田雅
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