【台風19号豪雨災害】須坂出身の中島史恵さん&紗栄子さん〜避難所生活の住民に声掛けや炊き出し

2019-11-02 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 台風19号で被災した人たちが避難生活をしている須坂市北部体育館に10月24日、タレントとして活躍している同市高梨町出身の中島史恵さん(51)が訪れた。「言葉が出なかった」。被災したふるさとの姿を報道で目にした当時の状況を、そう振り返りながら「須坂は自分の大事な場所。私にできることがあれば」と思いを語った。
 中島さんは水害発生後、初めて帰省。仕事の休みを利用して避難所を慰問した。窮屈な避難生活を送る住民たちの体調を気遣い、自身の特技を生かして「ストレッチでもできれば」と考えていたが、プライベートに配慮した避難所の環境を踏まえ、「皆さんの迷惑にならない程度に声を掛けさせてもらった」と言う。
 一人一人と言葉を交わし「行政やボランティアの方たちの早い対応にとにかく感謝されていた。現場に来て(物資など)支援の状況も分かった」。一方で「口々に言っていたのは住宅など今後のこと」と心配そうな表情を浮かべた。
 「私は地元の方に応援してもらい育ててもらった。父(県議会議長などを務めた故中島輝夫さん)がお世話になった方も多い。皆さんに寄り添い、何ができるかを考えているところ」。一日でも早い日常生活の再建を願っている。
 また、この日はタレントの紗栄子さん(32)も北部体育館を訪れ、自身の個人会社のスタッフや友人と5人で夕食の炊き出しに協力。長崎料理の「ちゃんぽん」を振る舞った。
 きっかけは、SNSの「インスタグラム」を通じて受け取ったファンからのメッセージ。これまでも九州や千葉の被災地で炊き出しなどに協力してきた経験があるといい、「民間の私たちはフットワークが軽く動ける。何かできれば」と駆け付けた。
 メニューにちゃんぽんを選んだのは「温かい食べ物で、炭水化物と野菜がバランス良く取れる」から。てきぱきと動きながら、親身になって被災者の声にも耳を傾け「家の状況などを聞くとまだまだ復旧には時間がかかることを痛感した。支援も長期的に考えないといけない」と話した。
 住民たちは「ちゃんぽんを食べて体が温まりぽかぽか」「中島さんと初めて喋った。ありがたいですね」と感謝していた。

2019-11-02 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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