【台風19号豪雨災害】須坂での復旧活動に感謝〜自衛隊や矯正局特別機動隊など

2019-11-02 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 陸上自衛隊は、台風19号豪雨による千曲川堤防越水被害(13日)を受けた須坂市北相之島町に入り、18日から10日間、道路上の泥や災害ごみの処理など災害復旧活動に延べ1,121人が従事した。須坂市は27日、活動終了に当たり、相之島排水機場で「御礼報告会」を開いた。三木市長や丸山重雄北相之島町区長が御礼と感謝の気持ちを伝えた。
 活動は、松本駐屯地(松本市)の第13普通科連隊、高田駐屯地(新潟県上越市)の第2普通科連隊、新発田駐屯地(新潟県新発田市)の第30普通科連隊の隊員。新保貴之第30普通科連隊第2中隊長が活動を報告。帰参を宣言した。
 三木市長は「隊員の皆さんが北相之島にみえられて安全の気持ちが深まった。市民の安全安心を守ることは私どもにとって一番重要なことだ。救助活動自体が大変うれしく思った。大変な作業をしていただき、生活環境の基盤を整えることができた。住民生活を支えていただき、市民を代表して心から感謝申し上げる」と述べた。
 丸山区長は「多大なるご尽力をいただき、心から感謝している。1日も早く復興できるよう、自衛隊の皆さまへの感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきたい」と感謝の気持ちを伝えた。
 集まった北相之島町区民からは大きな感謝の拍手が起こった。
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 法務省矯正局特別機動警備隊(東京)や東京管区機動警備隊の隊員、長野刑務所の職員らが18日から10日間、須坂市日滝原産業団地の災害ごみ仮置き場で分別作業を支援した。須坂市は活動最終日の27日、市役所3階の災害対策本部で「御礼報告会」を開いた。三木市長が御礼を述べた。長野刑務所(妙圓薗史=みょうえんぞの・ふびと=所長)の川村尊弘総務部長が高野泰成特別機動警備隊副隊長ら隊員の活動を報告した。
 特別機動警備隊は今年4月、東京拘置所内に常設された。大内広道隊長以下隊員56人。矯正施設における暴動や逃走、天災事変などの保安上の緊急措置を要する事態に迅速・的確に対処するための部隊。一方、管区機動警備隊は非常設の部隊。
 災害ごみは、台風19号豪雨による千曲川堤防越水被害を受けた北相之島町などから発生した。18日は15人。19日からは最多で21人が分別作業を支援した。
 川村総務部長は「隊員は日ごろから鍛えているとはいえ、慣れない業務で戸惑ったが無事活動を終えることができた」と報告した。
 三木市長は「特別機動警備隊の出動は災害支援では全国初とのこと。積極的に法務省のプッシュ型支援として声をかけていただき感謝申し上げる。被災された人の生活再建にはごみを片付けて生活環境をよくすることが一番大事だ。困難な業務に対し、市民を代表して御礼を申し上げる」と感謝した。
 懇談で、隊員は「市職員の市民に対する親切な対応や仲の良さが印象に残った」「災害ごみの中に家族の写真や金婚式の写真などがあり、心苦しかった。奇麗に修復する技術があるので時間があれば回せたかもしれない」「現場では細かな分別はしきれないが、後で楽なようにタイヤ、金属、処理困難物、がれきなどもう少し細分化してもよかったか」と気付いた点を語った。
 西原孝一市民環境部長は「お力をお借りでき、市職員を他の業務に振り分けることができて助かった」と感謝した。
 最後に「観光名勝が豊富にあるので次回はぜひプライベートで来訪を」(市長)と期待した。

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