2019-07-27 07:00 am by 須坂新聞
臥竜公園竜ケ池(須坂市小山町)の漏水対策工事が25日に終了した。今月10日朝、ふさいであった旧取水口から30m先の民家の畑に池の水が漏れ出した問題に対する応急処置。市は業者に依頼してセメントと混和剤を素焼き管とみられる管(直径20cm、延長30m)に詰めた。24日の取材に道路河川課は「応急処置ができたので当面は安心できる」とした。
竜ケ池の図面(昭和6年)には「用水側溝延長50間」とあり、その水路の一部とみられる。昭和43年に最初の防水シートを池に敷いていることから、旧取水口はその前に使用されなくなり、ふさがれたものとみられる。
少なくとも50年の間に経年劣化が進み、市は詰め物が効かなくなったものとみる。
今後について、市は「7年前に堤体の耐震点検をして問題がなかったので、長寿命化の計画を立て池の大規模修繕に向け対策を考えていく」としている。
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