【須坂市議会】「引きこもり」市が総数把握〜一般質問で16人がただす

2019-07-01 09:15 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会一般質問は18日から21日まで開き、16人がただした。
 旧富士通須坂工場(現アールエフ)に係るPCB(ポリ塩化ビフェニール)土壌汚染処理の現状(佐藤寿三郎、霜田剛両議員の質問)で、地下水水質検査結果の市と県への報告が平成30年4月分から滞っていることが示され、市は「県と情報共有し、アールエフに対応するよう依頼していく。富士通にも売買契約に基づいて同社に履行を促すよう依頼している」とした。
 引きこもりの現状把握(浅井洋子、岩田修二両議員の質問)に、市は今年2月に実施した県内民生児童委員協議会の調査(おおむね15歳から65歳まで)で引きこもり状態にあるとみられる市の総数は37人。男性78%、女性19%。不明3%。年代別では50代30%、40代27%、30代4%の順。若年層(15歳から39歳まで)27%、中高年層(40歳以上)62%、不明11%―とした。
 一方、昨年12月25日現在、市の関係課でつくる自殺予防対策連絡会議ひきこもり対策部会が把握する数(10代〜65歳以上)は63人。40代が最も多く、男性が8割を占める。引きこもりは潜在化し、本人や家族からの相談がなければ把握が困難で実態を把握するのは難しい―と答弁した。
 須坂吉向焼の保存状況と今後で、荒井一彦議員は「指定文化財が行方不明になっている可能性も考えられる」として所有者の確認についてただした。
 市は「指定後これまでに所有者から変更届の提出事例はないが、所有者が亡くなる例はあった。保存の確認はしていなかったので今後は相続人と連絡を取り、須坂吉向焼に限らず、市指定文化財は定期的に確認していく」とした。
 平成30年度いじめ認知件数(岡田宗之議員への答弁)は小学校84件、中学校47件(計131件)。小学校では(1)ひやかし・からかい(2)たたく・けるなど一時的な暴力行為(3)無視・仲間外し―の順。中学校は(1)ひやかし・からかい(2)無視・仲間外し―の順。全県的に小学生の暴力行為が増加傾向にある―とした。
 いじめをやめさせようと思ったができなかった―との回答が小中ともに45%前後。
 小林雅彦教育長は「傍観する子供の指導が大事で、大人が一緒に考える必要がある。いじめを解決するためにはこっそり大人に教えることが勇気ある行為と子供に教えるべきだ。いじめはどこでも起こるという前提で初期段階を見逃さないよう各校に早期認知・早期対応を指示している」と答弁した。
 一方、不登校は小学校30人、中学校42人。前年度比で小学校13人増、中学校2人増(岡田議員への答弁)。
 公園のトイレと公衆便所について荒井敏議員は「市内全域を把握できる一元管理はできないか」と質問。市は「所管課が施設管理の中で一体的に維持管理しているのでトイレだけの一元管理は考えていない」と答弁した。
 荒井議員は「全域を見渡して検討してみる価値はある」と反論した。関連質問で岩田修二議員は「外国人観光客など誰にも分かる場所の表示をすべきだ」と提言した。三木市長は「関連質問(岩田議員)も含めてしっかり対応していきたい」と含みを持たせた。
 本年度は、臥竜公園南口駐車場、アートパーク駐車場、北部体育館の屋外トイレを和式から洋式に改修する―と市は答弁した。

2019-07-01 09:15 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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