2019-06-15 07:00 am by 須坂新聞
国土交通省などが主催する第30回全国「みどりの愛護」のつどいがこのほど鳥取県で開かれ、花と緑の愛護に顕著な功績があったとして、須坂市の下八町シニアクラブが国土交通大臣表彰を受けた。須坂市からは6年連続の栄誉で、通算で18団体目となる。受賞団体数は長野県、全国共にトップクラスとされ、市民が取り組む花と緑のまちづくりが全国の熱い注目を浴びている。今回は全国で105団体、県では2団体が受賞した。
下八町シニアクラブは2002年から地元公会堂前の約30平方メートルの花壇を毎年整備してきた。会員有志が土づくりから花苗の植え付けを行い、水やりや草取り作業を当番制で行っている。
また、公会堂付近や周辺道路の清掃も行うなど、地域の緑化、美化活動に取り組んでいる。公会堂は祭事や各種行事などで区民らが集まる場所として親しまれており、色鮮やかな花壇が町民の融和、花を愛する心を醸成している。
同クラブの代表者ら3人は11日、市役所を訪れ、中澤正直副市長に受賞を報告した。
報告会には同会の現会長村石孝男さん、前会長柴田正勝さん、現区長の村石博惠さんが出席。
3人は「大臣表彰は驚きであり、大変光栄なこと。長年にわたって努力されてきた多くの先輩方のおかげです。私たちは地域住民に花づくりへの関心を高めてもらうと共に、地域に安らぎと潤いの空間を提供していると自負しており、今後も続けていきたいと思います。また、高甫地区の全自治会のグループなどが大臣表彰を受けたことはうれしい」と喜んでいた。
中澤副市長は「これまで18団体が大臣表彰を受けるのは市民の皆さんの熱心な取り組みによるものです。受賞団体を見ると、特にシニアクラブの活躍が素晴らしく、その尽力に敬意を表したい。市としても誇りであり、できる限り支援したい。今後も花と緑あふれる美しい地域づくりに励んでください」と感謝と激励の言葉を述べた。
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