市民らが思い出の着物でランウェイ

2019-03-09 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市横町の笠鉾会館で3日、思い出の着物を楽しむイベント「着物でファッションショー」が開かれた。市内外から応募した市民モデル約30人が出演。照明を浴びながらゆっくりとランウェイ(幅が狭い表現舞台)を歩いた。会場には約100人が詰め掛け、視線を注いだ。
 1日から始まった第18回信州須坂「わくわく」おひなめぐり(信州須坂の町の雛祭り実行委員会主催)の人気企画。市内の美容師や着付け師がヘアメイクや着付けに協力するなど、ことしで4回目を迎えた。
 出演者たちは、市有形民俗文化財の笠鉾や祭り屋台、豪華なひな飾りが展示されているホールを舞台に思い入れのある着物姿で登場。成人祝いで両親に買ってもらった大好きな振り袖や、嫁入りの際に母親に作ってもらったまま一度も袖を通すことがなかった着物など、それぞれにまつわるエピソードが紹介され、ギャラリーの注目を集めた。
 ショーの合間には、美容師が髪の結い上げを実演する「ヘアライブ」もあり、プロの技を披露。最後はひな祭りにふさわしい華やかな十二単(ひとえ)が雰囲気を盛り上げた。
 須坂市東横町の北森ちかさん(37)は、七五三を控える長女ひなちゃん(6)と一緒に出演。ちかさんは祖母の着物をリメークした一番のお気に入りを、ひなちゃんは、ちかさんが七五三で着た着物をまとった。
 ちかさんは「心地よい緊張感の中で楽しく歩けた。着物が好きでできるだけたくさん着る機会をつくっている。着物を着ると凜としますね」とにっこり。ひなちゃんも「ママと歩けて楽しかった」と喜んでいた。
 実行委員長の田中宏和さんは、大勢の観客が訪れたことや遠方からも出演があったことを喜びながら、かつてシルクで栄えた須坂で「今まで受け継がれてきた着物を生かして、またファッションショーを楽しんでほしい」と話していた。

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