「ストレートタイガー直虎」小学生だけで1月6日に創作劇

2018-12-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 地域の元気づくりを目指す団体「ドリーム・コンシェル」(須坂市南横町、杉本文江理事長)は来年1月6日午後2時からメセナ小ホールで、「須坂☆キッズシアタープロジェクト」と銘打ち、須坂藩13代藩主堀直虎公(1836〜1868)の生涯を須坂市内外の小学生19人で表現する創作劇「ストレートタイガー直虎」を開く。
 プロジェクトは子どもたちに発声・身体表現・ダンスなど表現の楽しさを体験する機会を作ると共に郷土の歴史を学び伝える活動につなげることが目的。
 理事長の杉本さんが「後世に語り継ぎたい堀直虎公の生涯を子どもたちだけで演じる作品を作りたい」とNPO法人劇空間夢幻工房(長野市)理事長の青木由里さんに依頼して実現の運びとなった。
 同劇団は昨年4月、直虎公没後150年記念として「ストレートタイガー直虎」を上演した。その脚本を手掛けた青木さんが小学生が楽しく取り組める作品に仕上げた。市や市教育委員会など多数の後援を受けており、国の子どもゆめ基金、県の地域発元気づくり支援金を活用する。
 このほど南部地域公民館で開かれた制作発表会で杉本さんは「青木さん、三木市長ら多くの皆さんのおかげでここまできた。子どもたちの生き生きとした舞台をたくさんの方に観ていただきたい。参加した子どもたちには何事にも自信を持てる機会にしてほしい」とあいさつした。
 三木市長は「まなんで♪かんじて♪かたる!うたう!おどる!のチラシコピーが素敵ですね。異なる年代の方とふれあう中でコミュニケーション能力が養える」と話し、青木さんは「想像したこともない時代や人の思いを考えたり、最後まで諦めずにみんなで協力し合いながら一つの舞台を創り上げることで、人間的に成長してほしい」と期待した。
 須坂小6年の大日方玲さん(立町)は「劇は難しいし、下級生に教えるのも大変だけどとても楽しい。皆に感激してもらえる舞台にしたいです」と張り切っている。
 当日は、蔵の町すざか昔を語る会による紙芝居「すざかのとのさま」の実演、尺八奏者南澤汎山さんと箏奏者南澤雅尚さん夫妻(須坂市田の神町)らによる「尺八・箏と語りによる堀直虎公の生涯」なども行われる。
 入場無料。問い合わせはドリーム・コンシェル☎050-3786-2978まで。

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