【峰の原高原スキー場】 誰でも楽しめるスキー場に〜猪狩文孝社長が構想語る

2018-12-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon ―どのようなスキー場を目指す。
 「コースの起伏を利用したり、遊べるアイテム(障害物)をゲレンデに設けるなどして、世界レベルの楽しさを持ったスノーパークにしたい。シーズン中もアイテムの配置を変えるなどして、お客様を飽きさせないようにしたい。楽しければまた来てもらえる。スノーボーダーはリピート率が高い。平昌五輪で注目を集め、やってみたいと思っている人が増えている。安全性にも力を入れる」
 ―これまでも奥志賀高原や白馬八方尾根で同様の企画・運営を手がけてきた。
 「私自身、スノーボードが好きで、世界中で滑ったり、大会に出場した。スノーボードツアーや大会、イベントの企画・運営もしてきた。多くの人に魅力を伝えたいと思った。また、日本には才能のある子どもや若者が大勢いるが、十分な練習環境がない。夢を持って、五輪を目指す環境をつくってあげたいと思った」
 ―どうして峰の原高原スキー場を経営することにしたのか。
 「標高が高く、雪質がいい。初めて訪れた時に、すり鉢状でコンパクトにまとまっていて、森の奥にある自然の中のスキー場という雰囲気を感じた。眺めもいい。首都圏や長野市、上田市からも近い。自分が思い描くスキー場経営ができれば成功すると思った。須坂市のさらなる活性化のきっかけづくりにもしたい」
 ―スキー人口は減少傾向にあるが。
 「スノーボードの需要はあると思うが、日本人客だけでは厳しい。今後、スキー人口が増えている中国やアジアなどからも呼び込みたい。冬以外もマウンテンバイクや音楽イベントなどで集客できる、通年型リゾートにしたい」

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