【須坂市】台湾の文化職員ら蔵のまち須坂見学〜全国町並みゼミで

2018-11-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon NPO法人全国町並み保存連盟の「第41回全国町並みゼミ長野松代・善光寺大会」に参加した台湾の一行36人が17日、大会の町並み見学会で蔵のまち須坂を訪れた。台湾歴史資源経理学会の丘如華秘書長や研究員、各市の文化担当職員、民間のまちづくり関係者ら学識の高い人たちが「信州須坂町並みの会」の丸山久子会長や各施設の担当者から説明を受けた。
 時間は1時間ほど。駐車場から芝宮墨坂神社―参道―笠鉾会館ドリームホール―銀座通り―蔵のまち観光交流センター―須坂クラシック美術館折り返し―旧小田切家住宅まで。
 祭りの様子を聴き、えとの灯籠、ぼたもち石の基礎工、町家の外観から畳・障子・床の間・欄間など内部まで須坂や日本建築のたたずまいを見学した。
 説明者は、笠鉾会館は山崎弘館長、旧小田切家住宅は小崎茂館長(共に須坂市所有施設を指定管理する市文化振興事業団)。観光交流センターでは2階から見える屋根を支える小屋組みを見学した。
 須坂の町並みが残った経緯について、丸山会長は1.町並み保存の重要性を訴える「信州須坂町並みの会」が30年ほど前に誕生し活動したこと 2.所有者自らが歴史的に素晴らしい建物と認識したこと 3.学識者(学者や専門家)の助言に行政が価値を認めたこと―が理解が深まった要因と説明。「所有者、住民、行政が一体に活動できたことが全国に知られる蔵のまち須坂の今に実っている」と強調した。
 終了後、上智大学で新聞学を専攻する廖怡鈞(りょういきん)さん(台湾出身、博士前期)の通訳で3人が本紙に感想を語った。
 黄俊達さん(台湾歴史資源経理学会副秘書長)は「須坂のまちの歴史的景観の一体感を歩いていて感じた。歓迎に感謝している」。
 李頤娟(りいえん)さん(台南市)は「丸山さんの説明で印象に残った、建物の外観はまちのみんなのものという考え方を共有して修理修景事業を進めたことに感心した」。
 陳彦碩さん(文化部文化資源司)は「視察には若手が多く集まった。日本の町並みを見ることができ、歴史的景観に力を入れていることが分かった。ぜひ今度は台湾来訪を」。

2018-11-23 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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