【ナガノパープル審査会】須高の生産者が高評価〜竹前陽平さんが最高賞

2018-09-22 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon 第51回うまいくだものコンクールはこのほど、県農業試験場(須坂市南小河原町)で開かれ、ブドウのナガノパープルを審査した。その結果、最高賞の農林水産大臣賞に竹前陽平さん(26、須坂市村石町)、2位に相当する県知事賞に岩城光好さん(34、須坂市上八町)が輝いた。須高関係者が上位8賞中6人を占め、県有数のブドウ産地ならではの活躍を示した。
 同コンクールは県、うまいくだもの推進部会が主催。44点が出品され、糖度、着色、房形、粒の大きさなどを基準に審査した。
 消費者ニーズの多様化で、種なしで大粒、皮ごと食べられる品種を好む傾向があり、ナガノパープル、シャインマスカットが注目されている。
 農林水産大臣賞を受賞した竹前さんは「今年は夏場の高温などブドウの生育が早かったので作業が遅れないように気を配った。今回の受賞は驚きで、自分でいいのかという感じがする。私だけの力ではなく、家族、先輩など支えてくれた皆さんのおかげだと思う」と喜んでいた。
 竹前さんは須坂東高卒業後、長野市の専門学校で情報処理を学び、東京で民間会社に1年勤務した。5年前に帰郷し、両親が営むブドウ栽培を手伝う中で継ぐことを決意。父敏行さんは?技術をしっかり学ぶように?と知人の飯塚芳幸さん(上田市)を紹介。竹前さんは飯塚さんの元で2年間学び、3年前から両親と共に農業に従事している。昨年は同コンクールのシャインマスカット部門で知事賞を受賞した。
 「子どもの頃はシーズン中休みがないブドウ農家に魅力を感じなかったが、実際に働く中で作る楽しさを発見した。継ぐことを親は喜んでくれた。飯塚さんからは技術、知識をたくさん教わったが、?人間性が一番大事。その人らしさがブドウの房に出る?との言葉を励みにしてきた。皆さんが受賞を喜んでくれ、親孝行と先輩への恩返しが少しできたと思う」と話していた。
 県知事賞を受賞した岩城さんは昨年の農林水産大臣賞に続く上位入賞となった。「今年は雨不足で水の管理に気を配った。酷暑の影響で糖度が上がった。着色も粒の大きさも良かった。2年続けての評価は自信になり、今後の励みになった」と話していた。
 主催者は「夏場に高温が続いた影響で糖度が高く、粒揃いも着色も申し分ない。技術レベルが上がっている」と話している。
 須高関係の入賞者は▽農林水産大臣賞 竹前陽平▽県知事賞 岩城光好▽県園芸作物生産振興協議会長賞 青木良文=須坂市五閑町▽全国農業協同組合連合会県本部長賞 関野忠勝=須坂市上八町 山崎広子=須坂市亀倉町▽県果樹研究会長賞 伊藤俊幸=小布施町大島

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