2018-08-27 08:27 am by 須坂新聞
須坂温泉古城荘で8月1日から、市地域おこし協力隊として、岐阜県中津川市(旧長野県山口村)出身の早川航紀さん(27)が活動を始めた。現在は旅館業務が中心で、今後は地方創生交付金を活用して古城荘に整備される、健康食研究開発拠点(厨房設備)や農産物、加工品などの直売所を生かした地域活性化などにも携わる。
早川さんは東京の大学を卒業後、長野県内の食品会社に就職し、東京支店で大手コンビニや食品メーカーなどへ自社キノコの営業をしていた。
須坂には知り合いの農家がいて、大学時代は毎年数回訪れて農作業を手伝っていた。その際に毎日、古城荘を利用していた。「自然や山に囲まれて温泉に入って癒された。須坂は人も温かく、とても居心地が良く、第二のふるさとだと思っていた」という。
加えて「長野県に愛着があり、長野のために何かしたい」との思いも強かったことから協力隊員に。
「須坂市が力を入れている健康長寿の取り組みは可能性を感じる。これまでの経験を生かして、健康メニューや商品を開発して市内外からお客さんを呼び込んだり、農産物販売など農家のお手伝いをしたい。まずは地域の方に顔を覚えてもらい、つながりをつくっていきたい。古城荘に来た際はぜひ声をかけて」と話す。
大谷町の古民家を借りて暮らしている。趣味は釣りやトレッキングなど。
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