【セパタクロー】アジア大会の日本代表に〜須坂市南小河原町出身の小林裕和さん

2018-06-23 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 須坂市南小河原町出身の小林裕和さん(32)が、8月にインドネシアで開催される第18回アジア大会のセパタクロー競技に日本代表として出場する。アジア大会日本代表選手選考会を兼ね、5月に行われた「セパタクロー新潟ダブル大会2018」で2連覇を達成。4年前のアジア大会(韓国)に続き2大会連続で日本代表の座を勝ち取った。
 セパタクローは東南アジア伝統の球技。バドミントンと同じ広さのコートで2〜3人が1チームとなり、手を使わずに空中高く飛び上がってローリングアタックなど足で相手コートに球を蹴り込む。アクロバティックな激しい競技で、「足でやるバレーボール」「空中の格闘技」などとも呼ばれている。
 小林さんは豊洲小時代にサッカーを始め、相森中から松商学園高に進学。インターハイに出場するなど活躍したが、日本体育大に進み、セパタクローのアクロバティックな競技に魅せられ転向。その後1年ほどでジュニアオリンピックで優勝して日本代表に選ばれるなど、13年間にわたり日の丸を背負って国内外で戦ってきた。長期にわたる日本代表で、今や数少ない年長組の選手となった。
 最近ではテレビ番組に出演し、競技の知名度アップに努めたり、サッカーJリーグ浦和レッズが主催する「キッズ対象のセパタクロー教室」や東京港区主催の「六本木セパタクロー教室」など、全国各地を飛び回りながら競技の普及拡大に奔走している。
 海外で行われる世界選手権などの大会にも年に数回出場し、何度か銅メダルを獲得したことはあるが、4年に1度のアジア大会ではまだメダルを手にしていない。小林さんは「今回は何としてもメダルを取りたい」と意気込んでいる。

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