東京五輪に向け創作ダンス考案〜須坂市南原町の市川さん

2017-11-18 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市南原町の市川貴美子さん(53)はこのほど、「東京五輪音頭」の創作ダンスを編み出し、「3年後の東京五輪に向けて地域で盛り上げていきたい」と新しい仲間の広がりを期待している。 
 「東京五輪音頭」は昭和39年開催の東京五輪に合わせて作られた曲で、三波春夫さんらが歌って流行した。その明るい曲調に注目した市川さんは「ダンスと日本舞踊を織り交ぜ老若男女が楽しめる。しかも1畳分のスペースで誰でも簡単に踊れる」を心掛けてダンスを創作した。
 踊り仲間を募るため、市川さんは地元で家族と共に経営する旅館福寿荘の利用者らに呼び掛けたところ、市内外から20代〜80代の男女12人が集まった。最高齢80歳の宮下典昭さん(長野市)は「元々踊りは好き。身体の動きは悪くなったが、素晴らしい振り付けなので、覚えるのが楽しみ」と話していた。
 市川さんは以前からフラメンコや剣詩舞、和太鼓、琴などを習い、プロ歌手直伝の歌唱力で宴席などで花を添えてきた。「福寿荘には五輪選手も多く合宿する。踊りが交流の輪を広げ、喜びや悩みを分かち合う場になればうれしい。介護疲れやストレスを解消して生きる元気、喜びにつなげたい」と話す。
 まずは12月22日午後6時から同荘で開くクリスマスパーティーでの初披露を目指して月2、3回練習を重ねる。今後は各イベントに参加し、来年10月に開く市文化芸術協会主催の文化祭への出演を目指す。随時会員を募集。問い合わせは同荘☎026-245-5701。

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