須坂ニュース

2017-05-27 07:00 am by 須坂新聞

　須高地区で今年発生した特殊詐欺5件のうち、1〜3件目（カッコ内は須坂署が被害を認知し、発表した日）の手口は次のとおり。
　なお、5月23日に発生、同日に認知・発表した4件目（被害額約89万円）と、25日に発生、同日に認知・発表した5件目（被害額約36万円）も2・3件目と同様の市役所職員をかたった還付金等詐欺だが、詳細は捜査中。
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　(1)電子マネーを悪用した架空請求詐欺（5月12日）
　4月下旬から5月上旬にかけて、60代女性の携帯電話に「還元金があり、受け取るには手数料3,000円が必要。コンビニで電子マネーを購入し、ギフト券番号を写真メールで送って」とのメールが届いた。
　女性はコンビニエンスストアで3回にわたり電子マネーを購入、相手にギフト券番号を送信して、計18,000円分の電子マネーをだまし取られた。
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　(2)市役所職員をかたった還付金等詐欺（5月17日）
　60代男性宅に市役所職員を名乗る男から電話があり、「平成20年から25年までの医療保険の還付金の手続きが行われていない。年度末までに手続きされなかったので、市からは直接支払えない。金融機関で手続きしてもらいたい。金融機関から連絡が来る」などと言われた。
　さらに、金融機関職員を名乗る男から電話で「近くのコンビニに行き、そこのATMで手続きするように」などと言われ、男性はコンビニエンスストア敷地内に設置された独立型のATMで男の指示通りに操作した。
　その後、金融機関からの連絡で通帳を記載したところ、約99万円が他人の口座に振り込まれていたことが分かり、被害に気づいた。
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　(3)市役所職員をかたった還付金等詐欺（5月19日）
　70代男性宅に市役所職員を名乗る男から電話があり、「3年分の医療保険の還付金28,000円の手続きが行われていないので、金融機関で手続きを取ってもらいたい。金融機関には連絡しておく」などと言われた。
　さらに、金融機関職員を名乗る男から電話で「近くのコンビニに行き、そこのATMで手続きするように」などと言われ、男性はコンビニエンスストア敷地内に設置された独立型のATMで男の指示通りに3回にわたり操作した。
　その後、男性が明細を確認したところ、他人の口座に約292万円が振り込まれていたことが分かり、被害に気づいた。

2017-05-27 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント

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