オープンガーデンで花と緑の健康体操!〜須坂の住民グループ

2017-05-20 07:00 am by 須坂新聞

趣味・生活 icon 介護予防のための体操を通して交流する須坂市内の自主グループ「ひまわりの会」は16日、馬場町内のオープンガーデンに集い、タオル体操や合唱で心地よい汗を流した。漬け物やお菓子などをつまみながら茶話会も楽しみ、新緑とこもれびの中で、にぎやかなひと時を過ごした。
 須坂市は平成18年度から毎年、介護予防を推進するボランティア(介護予防サポーター)の養成講座を開講している。その第1期生だった山本廣子さん(馬場町=代表)、小林友子さん(馬場町)、中沢順子さん(亀倉町)が中心となって、ひまわりの会を運営。前身のふれあいリハビリ教室を引き継ぐかたちで現在は馬場町や北横町、塩川町などから20人以上が参加し、月2回、運動機能向上や認知症予防のための体操を行う。
 普段の開催場所は市福祉会館だが、年に数回は“お楽しみ”の日を設け、この日は須坂市のオープンガーデンに参加する小林さん宅の庭園「風と光のガーデン」で開いた。
 ビオラ、リナム、サクラマンテナ、イベリスなどが咲き、甘い香りを漂わせる庭園で、介護予防サポーターの掛け声に合わせてタオル体操や脳トレの指体操を実践。のびやかな声で『青い山脈』『花は咲く』を歌った。
 毎回楽しみにしているという坂本静子さん(ハイランド町)は、「次々に新しい体操を教えてもらい、感謝。100回体操もがんばってやっています」。また、馬場町の女性も「全身を使うので、体操の後はすがすがしい気分になります」と笑顔で話した。
 介護予防サポーターの山本さんらは「体操もオープンガーデンも盛んな須坂らしく、花と緑の中でパワーと癒やしを養ってもらえたのでは。みんな和気あいあいとしてチームワーク抜群なのがひまわりの会のいいところです」と、グループの運営をしながら、共に体操する喜びを共感していた。
 須坂市の介護予防サポーター養成講座修了生は283人。そのうち現在は126人が自主グループや市が行う教室で活動している。

2017-05-20 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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