カッタカタまつり〜踊りの祭典に51連

2015-07-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂の夏を彩る「第38回須坂カッタカタまつり」は18日、中心市街地の駅前通りと国道403号を歩行者天国にしてにぎやかに開かれ、踊り手や観客ら大勢の人たちが繰り出した。心配された雨は昼過ぎには上がり、3時以降の気温は最高でも27度台と、絶好のコンディション。この日を待ちわびた老若男女が市民祭りを存分に楽しんだ。

 当日は午後3時半からおまつり広場がスタート。路上には食・衣類・雑貨などのフリーマーケットが過去最多の53区画が並んで大にぎわいとなり、ダンスパフォーマンスでは子どもから大人まで、こちらも過去最多の14チームが日ごろの練習の成果を披露した。
 メーンイベントの踊りの祭典には昨年より5連少ない51連(2,811人)が参加。市消防団音楽隊パレードに続いて、6時過ぎ、三木市長の開会宣言でスタート、正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて、老若男女が練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「それっ」と元気にジャンプ、パワーを爆発させていた。
 大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きが祭り気分を盛り上げた。
 また、本部テントの一角では須坂市花火大会実行委員会が19日に開催した「須坂みんなの花火大会」のPRと募金活動を行い、踊り連の「ふれあい連」では市赤十字奉仕団と高校生ボランティアが練り歩きながら東日本大震災被災地支援の義援金を募った。花火大会には6,474円、被災地支援には15,752円が寄せられ、それぞれ市民の協力に感謝している。
 主催の実行委員会では「昨年はおまつり広場で雷雨に見舞われた時間帯もあったが、今年は全て予定どおりに行うことができ、関係する皆さんに感謝したい。心配していたマイマイガの被害もなく、踊る人も見る人も楽しんでもらえたと思う。これからも誰もが楽しめ、元気になれる市民祭りを目指していきたい」と話している。
 なお、コンテストは仮装とデコレーション(山車)の2部門で行い、次のような結果となった。
 【仮装コンテスト】▽最優秀賞 旭小にこりんず連▽優秀賞 須坂小6年Happiness連▽特別賞 KIZUNA高甫っ子&保護者連 須坂剣道連盟連
 【デコレーションコンテスト】▽最優秀賞 八幡町連▽優秀賞 東横町連▽特別賞 ながでんスイミングスクール須坂連 北横町連 信州望成会連 馬場町連 南横町連 サンジュニア連(なお、子どもデコレーションは全6連が奨励賞)

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