旭ケ丘小〜児童と住民が街路樹に花

2015-07-25 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 県教育委員会が推進する信州型コミュニティスクールに向けた準備段階の一つとして、旭ケ丘小学校は地域と学校が一体となった花作りを進めている。5年生は先ごろ、旭ケ丘地域づくり推進プロジェクトチームの道路活用プロジェクトと協働し、地域のシンボル“イチョウ並木”にマツバギクを植栽した。
 イチョウ並木は県道相之島高山線の全長約800m(旭ケ丘交差点から長野電鉄北須坂駅)。80数本あるイチョウの根元に設けた植樹桝は、事前にプロジェクトが草取りや土入れをして整備。校内で昨年、挿し木した苗250株を手分けして植えた。いずれ子どもたちが大人になり、イチョウ並木とマツバギクが融合する景観を見た時に、故郷に帰ってきたな、と思える町にしたい―というのが、地域と学校が抱く共通の願いだ。
 また、校内花壇や地域に植える花の種まき、植え替えなどは、6年生とプロジェクトチームが春から協力して行った。同校では「信州型コミュニティスクールへの意識を新たにし、地域との連携を再確認しながら、つながりを一層大切にしていきたい」としている。
 信州型コミュニティスクールは、学校と地域がこれまでに築き上げた連携を土台にして、地域住民が学校運営参画、学校支援、学校評価を一体的・持続的に行う仕組みを持つ学校のこと。県教委はこれらの仕組みを学校ごと整えるよう促している。小布施町では小布施コミュニティスクール検討準備委員会を立ち上げ、実施に向けた活動を始めている。

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