北旭ケ丘保の新園舎完成〜地中熱利用システムを市内で初導入

2015-02-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 市立北旭ケ丘保育園の現地改築工事がこのほど完成し、18日、関係者ら約50人が出席して現地でしゅん工式が開かれた。市内で初となる「地中熱ヒートポンプシステム」の導入や須坂産間伐材の使用で、環境に優しく木の温もりが感じられる園舎に。開園は3月2日を予定している。
 同システムは、年間を通じて安定した地中の熱エネルギーを取り出し、冷暖房に活用する装置。CO2排出量の抑制や節電の効果が見込まれるという。
 敷地面積3,025?。園舎は木造平屋建て延べ床面積908?。園舎中央の遊戯室(121?)には、園児の遊び心を刺激する丸窓を配した隠れ家的空間「デン」を初めて設置。広く取った玄関ホールには図書コーナーなどのフリースペースを設けた。保育室は3歳以上児4部屋(36?〜48?)、3歳未満児3部屋(37?〜42?)。子育て支援室33?、調理室、職員室など。定員90人。
 設計・監理は宮島建築設計事務所須坂事務所。建築主体工事は村山建設。機械設備はマツナガ建設。電気設備は末広電気。総事業費約3億3,000万円。国補助金約1,700万円や県補助金約8,000万円を活用した。
 18日現在、園児は64人。開園までは旧相之島保育園に通う。職員は吉沢はるみ園長ら17人(保育士、調理員)。☎026-245-4041(FAX兼用)。
 なお、移転改築中の井上保育園は4月下旬の開園、豊丘保育園の移転改築は3月下旬に着工、11月下旬の完成を目指している。

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