須坂市で女性の活動を視察〜高齢化進むアジア4カ国の代表団

2014-10-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 国際家族計画連盟(IPPF)加盟国のうち、高齢化が急速に進んでいるアジア地域4カ国(タイ、香港、インドネシア、マレーシア)の代表者10人がこのほど、須坂市を訪れた。一行は「高齢化社会における女性の健康」について地域レベルでの実践活動を学ぶため、5日間の日程で来日。県内の施設などで3日間にわたり現地研修を行った。
 須坂市では、保健補導員経験者で実施している「健康体操の会」(中尾照美代表、会員約40人)の活動を視察した。ドレミの歌や信濃の国などの音楽に合わせて行う健康体操を一緒に実践。保健補導員会の仕組みや活動などについても熱心に質問していた。
 参加者の一人は「健康を維持しようとする活動は素晴らしい。みんなで集まって笑ったり、お茶を飲んだり、おしゃべりしたりすることが、体だけでなく心の健康にもつながっていると感じた」と感心していた。中尾代表は「仲間づくりや健康づくりのためにやっている活動。他国の人とも一緒に楽しく体操や交流ができてよかった」と話していた。
 IPPFは1952年に設立。現在は日本を含む約150カ国の加盟協会が地域における全ての人々の健康の増進、特にリプロダクティブヘルス(性と生殖に関する健康)の向上を目指して活動している。近年は高齢化に伴い、健康寿命の延伸に向けた取り組みに力を入れている。

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