動物園はベビーラッシュ

2014-07-26 07:00 am by 須坂新聞

観光 icon 須坂市動物園ではワオキツネザルの出産に続き、フンボルトペンギンのサラ(18歳)が産んだ2つの卵が16日と19日にそれぞれ孵(ふ)化。20日にはカピバラの華(はな=2歳)が双子の赤ちゃんを出産し、ベビーラッシュに沸いている。 
 ペンギン舎では現在、4ペアができていて、卵が返ったのはサラとミント(6歳)のペアのみ。育児は両親で協力し合うのがペンギン流で、餌をあげたり、お腹の下で抱いたりするのも交替だ。
 飼育員の小林由紀恵さんは「2羽とも元気に鳴いて、餌も親からしっかりもらっている。9月に入ったころ、元気に外で遊ぶ姿を見ることができるのでは」と話している。
 また、カピバラの赤ちゃんは性別不明。体重はすでに約2?あり、誕生直後から元気に動き回っていたという。23日には昨年生まれたきょうだいと初対面し、一家8頭のにぎやかな暮らしが始まった。日影に集まって昼寝をする穏やかな光景には来園者も思わず「かわいい!」。
 華は一昨年7月に埼玉県こども動物自然公園から同園に仲間入りし、その後婿入りした光(こう=2歳)との間に昨年6頭を出産した。昨年の子は他園に移るなどして現在残るのは4頭。
 同園ボランティアの長谷川潔さんは「まだ先になると思うが、赤ちゃんとのふれあいを楽しみにしていて」と話している。

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