2013-12-14 07:00 am by 須坂新聞
森上小学校の6年生63人は9日、須坂市大字小山地籍の中堰(なかせぎ)地区を流れる水路でワサビの収穫を体験した。湧水や豊かな自然環境を生かした「ワサビの里湧水公園」の整備を進める中堰農地・水・環境保全組合(永田栄一組合長)との連携活動で2年前に苗を定植し、初収穫のタイミングを見計らっていた。
児童たちは水路に入って株の根本から力いっぱい引き抜いた。収穫後は包丁で根を切り落とし、ワサビとして食べる部分を選別。途中、青々と茂った葉や茎に鼻を近付け、「甘い匂いがする」と不思議そうな表情を見せる児童もいた。
富永拓也君は「自分たちで植えたワサビが2年たって、やっと収穫できてうれしい」。また長谷川健斗君は「このワサビでおさしみを食べたい」と笑顔を見せた。
永田組合長は「当初の予定より収量は少なかったが、児童たちの手で収穫し、ツーンとくるワサビを味わえたことが思い出の一つになればうれしい」と話していた。
児童たちはこの日の給食で、ワサビをすりおろしてごはんにのせ、お茶漬け風にして味わった。
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