2013-02-24 07:00 am by 須坂新聞
旅行新聞新社主催、全国旅行業協会と日本旅行業協会後援の「第33回プロが選ぶ観光・食事、土産物施設100選」で、「恋人の聖地」須坂アートパークの世界の民俗人形博物館が観光・食事部門の100選に2年連続で選ばれ、このほど、東京で表彰式が行われた。清水富子館長は「今後も2年連続の100選を励みに、誰もが愛を感じ、温かな心になれる施設を目指していきたい」と話している。
全国の旅行会社に投票用紙16,800通を送付、有効票を集計した。ほかにホテル・旅館、優良観光バス、優秀バスガイド、もてなしの達人などの部門がある。
須坂アートパークは平成22年4月にNPO法人地域活性化支援センターから恋人の聖地として認定され、同パークの主要施設である世界の民俗人形博物館ではハートや愛をコンセプトにした多彩な事業を展開。23年9月に設置した太陽の影がハートを形づくるモニュメントが人気を呼び、冬のイルミネーションイベントでは各作品に無数のハートを散りばめるなど、来訪者の心をいやす観光名所となっている。
現在、アートパーク一帯(世界の民俗人形博物館、須坂版画美術館、歴史的建物園)で開催中の「30段飾り千体の雛祭り」でも、恋人の聖地ならではのダブルハート状の雛飾りやハートの顔出しひな壇、実際に雛人形に触れて並べることができるコーナーなど、趣向を凝らした内容で来訪者を喜ばせている。
このイベントは今年で7回目。全国屈指の大規模な雛祭りとして人気があり、今回もアートパーク全体で約6,000体を展示している。1月23日から始まり、人形博物館では4月21日まで、版画美術館では5月8日まで開く。例年約3万人が訪れており、人形博物館には18日現在で6,207人が来館、前年同期間に比べて14%増えているという。
また、今回初めて、3月1日から31日まで中学生以下の入館を無料(高校生以上は両館共通で500円)にした。両館では「雛人形は子どもの成長を見守ってくれる役割があります。ぜひ、ご家族でご覧いただき、お子様の健やかな成長を祝って」と多数の来館を呼び掛けている。
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