2012-10-28 07:00 am by 須坂新聞
信越花倶楽部(伊藤俊子会長、80、須坂市北横町)は13日、創立20周年記念式典を新潟県妙高市のホテルで開き、会員や関係者、来賓ら約200人が参加して祝った。
同倶楽部は、会長の伊藤さんが東京の押し花アーティスト杉野宣雄さんを訪ねて、美しいバラの押し花に感動したことから始まる。須坂郵便局で無料体験会を定期的に開催、毎回好評で東京からも講師を依頼された。押し花の全国組織「ふしぎな花倶楽部」をつくり、5年後に信越花倶楽部を立ち上げた。
須坂発祥といわれる〝変色しない〟押し花文化を普及、現在では信越でインストラクター1,200人を超えるまでに発展した。
式典で、会長の伊藤さんは「杉野先生との出会いから押し花が始まった。長野五輪ではメダリストらに押し花をプレゼントし、テレビなどで広く紹介され日本の押し花技術の高さを世界に発信できた。皆がアーティストとして立派に成長してうれしい。今回は内閣府からエイジレス・ライフ表彰も受けて感激です」とあいさつ。
ニットデザイナーの広瀬光治さん(東京都)は「変色しない押し花を見た時には驚いた。伊藤会長はトップリーダーとして人材育成や各地での講習、ボランティア活動など押し花を広げるために精力的に活動された。手作りの大切さを伝える使命を感じている。この先30年・50年を目指して、さらに輝いて」と祝した。
式典に先立って表彰式が行われ、約50人が表彰を受けた。なお、同倶楽部は20周年を記念して、会員の作品403点をカラーで掲載した「押花芸術集」を発刊した。
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