パン・ゼリー・どら焼き〜『須商マーケット』に向け商品開発続々

2012-10-21 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂商業高の流通ビジネスコース(山浦修教諭、24人)の3年生4人はこのほど、地元の食材を生かしたオリジナルのパンや飲むゼリー、ひとくちサイズのどら焼きを考案した。商品は26日から3日間、同校で開催する須商マーケットで販売する。
 パンは信濃食産工業(米持町)、ゼリーは盛進堂製菓舗(上中町)、どら焼きはコモリ餅店(北横町)に開発の協力を依頼。何度も試作を繰り返し、試行錯誤を重ねながら納得の見た目や味に仕上げた。
 パンは4種類。須坂産みそで味付けした豚肉、ゴボウ、長ネギなどが入った須坂名物のみそすき焼きを包んだみそすきパンと、カボチャ、枝豆、酒かすをそれぞれ練り込んだ色鮮やかなあんパン。
 ストローで飲む「ぐるりんゼリー」はトマト、ブドウ、リンゴの3種類で、材料はいずれも須坂産を使った。嫌いな人にも味わってもらおうと、飲みやすくするためにトマトには鈴木養蜂場(中町)の蜂蜜を加えた。
 ひとくちサイズのどら焼き「女子高生のプチどら」はストロベリー、須坂カシス、抹茶ミルク、マンゴーの4種類。1個を直径約6cmと小さめで食べやすくし、何種類も楽しめるようにした。
 開発チームリーダーの小林ひかるさんは「須坂の食材を生かして、食べた人が幸せな気持ちになれるスイーツづくりを目指した。チーム内で意見を出し合っていい商品ができたので、多くの人に食べてほしい」と呼び掛けている。各商品1個の販売価格と3日間の販売総数は、パンが130円で290個、ゼリーが150円で270個、どら焼きが100円で340個。
 同コースでは3年前から「須商マーケット・リニューアルプロジェクト」を掲げ、新商品の開発に取り組んできた。同マーケットでは別のグループが担当したみそすきカレーや、昨年の生徒たちが考案したオリジナルのラーメン、たい焼き、かりんとうも売る。

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