2012-02-05 07:00 am by 須坂新聞
日滝小の児童(306人)は31日、のり以外の食材は全て須坂産を使った恵方巻きを、今年の恵方(縁起がよいとされる方角)の北北西に向かって、願いを込めながら丸かじりした。須坂恵方巻き教室実行委員会(牧克也代表)が節分の行事を通し、子どもたちに地元食材への関心を持ってもらおうと開き、4年目。
児童たちは学年ごとに分かれ、市内で飲食店を営む牧代表(35、松栄寿司須坂店)と小林義則さん(36、焼肉居酒屋みのり)、市内の農家女性らでつくる「郷土食ブランド作りグループ」の指導を受けながら、1人1本ずつ太巻きずしを完成させた。
中に入れたのは伝統野菜の八町キュウリと村山早生ゴボウ、米(白米と紫米)、卵、ウリ(かんぴょう)、シイタケ、ごま。七福神にちなんだ7つの具材は、のり以外を全て須坂産でそろえた。
出来上がると全校児童が体育館に集まり、北北西を向いて一斉に無言でほお張った。共に6年生の三井玲奈さんは「初めて作ったけどとても楽しかった。中学でもソフトボールを頑張っていきたい」佃利晃君は「難しかったけど面白かった。中学で野球をやるので、レギュラーを取れるように頑張りたい」と願いを込めていた。
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