洞入観音建立400年で記念碑

2011-04-30 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市豊丘町、洞入観音の建立400年と市川氏初代400回忌を記念して、市川族は同観音堂入口で石碑を建立。22日に善光寺上人鷹司誓玉大僧正らを迎えて、関係者ら約50人で除幕式を行った。
 石碑は市川族の本家筋・市川已右エ門らが明治20年、豊丘地籍の灰野川上流から約2km運んだ約12tの巨石を利用。已右エ門は巨石に弘法大師像を刻んで記念碑建立を夢見たが志半ばで死去。昭和60年、善光寺の先代・智光上人が市川族の志に賛意を示して「和」と揮毫した。今回は、その揮毫を石に刻んだ。安山石で縦3.4m×横4m×厚さ40cm。
 本家筋で、建立委員長を務める市川喜太郎さん(77)は「市川族が記念碑建立を志して123年目に念願が叶った。2代の上人様のおかげで法要ができ、先祖も喜んでいると思う。石碑の大きさは日本有数とも聞く。今後さらに一族が栄え地域に貢献できるよう励んでいきたい」と話す。

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