【須坂市】117人会議が市民の声まとめ提言

2010-02-06 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市の今後10年間のまちづくりの指針となる総合計画の策定に向け、計画内容に市民の意見を反映する目的で設置された「117人(いいなにん)会議」(106委員と42の担当部署で構成)は、昨年8月から、全体会や分科会で「市がこうなったらいいな」と話し合いを続けてきた。1日、メセナホールで最終会議を開き、三木市長に提言書を手渡した。市は今後、アンケートなど他の意見とともに庁内策定委員会で原案を作り、総合計画審議会で審議していく。

 平成23年4月から始まる「第五次須坂市総合計画・前期基本計画」の基本構想や分野別基本計画の基になる提言書はA4判162ページ。健康・地域医療、共創、産業、まちづくり、子育て・教育、行政経営の6分科会で、あるべき姿、柱・キーワード、現状(良い点、悪い点、課題・問題)、実現に向けた取り組みやアイデアについて記述した。
 提言内容を拾うと、近くに商店がなく、高齢者が町の中心に転居したいと悩んでいる▽高齢者の行動パターンを把握して交通システムを▽ボランティアをした人に施設で使えるポイントを▽地域文化・文化財の記録と保存を進め、図書館を情報センターに▽保存団体のネットワーク化、各町祭り情報の提供
 ▽広域で公営住宅や空き家情報を提供する▽一カ所だけでも特色があり観光客がくるような場所をつくる▽父親の存在感が薄くなってきた▽週に1時間は家族で仕事をする
 ▽知りたい情報が公表されていない▽市民が必要とする情報をデータベース化する▽経費の見直しを市民目線で行う▽市民委員会を常設する▽経済中心の政策から広域的な精神風土づくりへ転換する▽女性市議を増やす▽議員と市民の対話集会を定期的に開き、声を反映させる―など。
 健康・地域医療分科会の浅井洋子副会長は「課題を掘り下げ、市をどうするか、実感が持てた」。共創分科会の佐々木啓佐義会長は「活発な意見が多く、まとめが大変だった。提言を実現する方向で取り組んでほしい」と取材に応えた。
 三木市長は「行政主導から市民主体へ、示唆に富む重要提言。声を基に須坂づくりに取り組みたい」と述べた。

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