富士通メディアデバイス〜会社分割で事業譲渡へ

2010-01-01 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 太陽誘電(東京・台東区、神崎芳郎社長)は先月17日、富士通メディアデバイス(横浜市、中野勝薫社長)が保有する通信デバイス事業の譲り受けについて、親会社富士通(東京・港区、間塚道義社長)と富士通メディアデバイスの3社で本契約を締結したと発表した。富士通メディアデバイスは3月31日に通信デバイス事業を会社分割(新設分割)して子会社を設立。その発行済株式を太陽誘電が100%譲り受けて同日、事業を継承する。
 取得株式数や取得価額は分割期日の引き継ぎ資産や負債の額などに基づいて今後3社間で最終決定する。
 富士通メディアデバイスは先月18日の取材に「太陽誘電の発表の通り。今後、事業譲渡の完了に向けて推進していく」とする。
 富士通須坂工場(須坂市穀町)の敷地内には富士通メディアデバイスの100%子会社富士通メディアデバイスプロダクツ(池田雄二社長)など6社が入っている。通信デバイス事業を行う富士通メディアデバイスプロダクツは昨年6月に青森県南部町から須坂市穀町へ本社を移転した。青森からの転勤者170人を含む従業員約380人は4月以降もそのまま太陽誘電の子会社の従業員として従事する。
 久保田啓市富士通メディアデバイスプロダクツ総務部長は先月18日の取材に「本契約の締結に至った。3月31日の譲渡完了に向けて準備をしていきたい」と話す。
 コンデンサなど電子部品を製造する太陽誘電は、昭和25年設立。国内外に生産、開発、販売拠点を持つ東証一部上場企業。資本金235億5,700万円(平成21年3月末)。売上高1,854億円余(連結)。従業員約17,500人(同)。
 富士通メディアデバイスは平成10年設立。富士通の100%子会社。通信デバイス事業で移動体通信機器(携帯電話等)のSAWフィルタやSAWデュプレクサなどの開発、製造、販売を行う。通信デバイス事業は子会社の富士通メディアデバイスプロダクツが製造を受け持っている。
 事業譲渡は、富士通側のSAWフィルタやSAWデュプレクサなど携帯電話のキーデバイスが太陽誘電側に拡充され、両社の高い技術の融合によって今後難易度の高い技術に対応できるとする。

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