【公共交通】日野・豊洲は乗合タクシー〜10月導入

2009-07-25 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 日野・豊洲地区の区長ら各町代表19人でつくる「乗合タクシーを考える会」は、10月から試行運行を始める予約制乗合タクシーについて、4月から月1回の会議で検討してきた。4回目の先ごろ、両地区から村山駅・須坂駅方面(須坂病院)へ実際にタクシーを走らせる実験走行をした。10月から市内循環バス「ほほえみ」を廃止し、バス路線網を再編するが、相ノ島線バスの運行区間短縮に伴う代替交通手段として導入する。

 相之島町―北相之島町―豊島町―新田町―小島町―小河原町―南小河原町―田の神町―西町―沼目町―八重森町―村山町―五閑町―高梨町―塩川町―須坂駅、とZ字型に要望のあった52カ所を走った。相之島町の出発点から実質1時間ほどで須坂駅に到着することが分かった。
 次回8月下旬には、停留所間が近い個所の統合などで停留所を確定し、運行時間帯や運賃など検討する。名称は日野・豊洲地区予約制乗合タクシー協議会(会長・小柳邦義塩川町区長)に変える。
 10月からはタクシー会社3社が担当する。予約のための専用電話を1カ所設け、両地区から1日4便の運行など予定する。予約は前日午後7時まで。9人乗りジャンボは1台で9カ所から、4人乗りセダンは4カ所からの予約に対応し、増便はその時間帯の状況に応じて行う。車両は人数によるため選べない。
 両地区の会員登録は市民課が9月に行う。細部は市地域公共交通会議(神山修司会長、21人)がタクシー3社と調整していく。
 なお、公共交通空白地域の中島を中心とする井上地域は22年度に予約制乗合タクシーの運行を計画する。

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