【須坂市議会】予算修正案否決〜36案を原案通り可決

2009-03-28 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 市議会3月定例会は24日、総額175億8,000万円の新年度一般会計予算など当初予算案10件、本年度補正予算案11件、条例案13件、事件決議案2件の合計36議案を原案通り可決した。討論は4議員が反対、賛成の立場で行った。新年度一般会計予算には修正案を提出。起立少数(7人)で否決した。意見書は「雇用と住居など国民生活の安定を確保し労働者派遣法の見直しを求める意見書」を起立全員(19人)で可決した。
 一般会計予算に対する修正案は岩田修二、北沢雄一両議員が提出した。 1. 本年度に何をしてきたのか明らかでない参与の報酬の全額減額 2. 過去2回制作し効果が検証できていない地域情報発信テレビ制作費の全額減額 3. 9月補正予算で設計委託料を計上したにもかかわらず、所管分科会へ図面すら提示されず十分な審査が行えない旧市民プール解体工事費(多目的広場整備のため)は減額し再提出を―が内容。
 一般会計予算に対しては関野芳秀議員が賛成討論し、永井光明議員が日本共産党を代表して反対討論した。採決の結果、修正案を否決。原案を起立多数(11人)で可決した。
 事件決議案の市蔵のまち観光交流センターの指定管理者指定は石合敬議員が反対討論した。起立多数(13人)で可決した。
 善財文夫議員は、生涯学習を政治的中立を旨とする教育委員会から市長管理下である市長部局へ移すことに反対と条例案2件(職員定数条例一部改正案と文化財取得審査会条例一部改正案)に反対討論した。勤労青少年ホーム条例一部改正案にも反対討論した。
 勤労青少年ホーム条例、職員定数条例、文化財取得審査会条例は共に起立多数(14人)で可決した。
 同意では公平委員会委員の山岸熙幸(ひろゆき)氏(亀倉町)を再任。固定資産評価員に藤田国良氏(相之島町)を選任。固定資産評価審査委員会委員に笹平悦子氏(小島町)を選任した。

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