31日まで夏の交通安全運動〜死亡事故ゼロ継続は290日でストップ

2007-07-28 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 「信濃路はルールとマナーの走るみち」をスローガンに、長野県独自の「夏の交通安全やまびこ運動」が25日から31日まで繰り広げられている。
 運動の重点は▽高齢者の交通事故防止▽後部座席を含めたシートベルト・チャイルドシート着用の徹底▽飲酒運転の根絶。須坂警察署や須高交通安全協会は関係機関と連携、初日の25日朝、須高3市町村ごとに人波作戦(写真・須坂市村山町)と交通指導所の開設を行った。
 須坂署管内では今年死亡事故ゼロが続いていたが、24日に須坂市夏端町の市道でバイクの単独死亡事故が発生。翌日の交通安全運動初日がまさにゼロからの出発となった。須坂市の死亡事故ゼロは290日でストップ。26日現在、小布施町は昨年10月10日以降の290日間、高山村は平成13年9月24日以降の2,132日間、ゼロが続いている。
 須坂署管内では24日現在、172件の人身事故が発生、死者1人、傷者223二人を数えている。市町村別では発生件数は▽須坂市137件=前年同日比7件増▽小布施町28件=6件減▽高山村7件=1件減、死者は▽須坂市1人=6人減、傷者は▽須坂市181人=19人増▽小布施町34人=17人減▽高山村8人=1人減。
 須坂署では「交通事故は小布施町と高山村で減少しているが、人口の多い須坂市で増加しており、須高全体では横ばいの状況。このやまびこ運動を契機として事故抑止に努めていきたい。須坂市では3年連続でバイクの単独死亡事故が発生している。手軽な乗り物だが、運転にはくれぐれも注意してください」と呼び掛けている。
 昨年須高では死亡事故が多発して1年間で11人が犠牲になっただけに、その二の舞は繰り返さないと、須坂署、須高や3市町村の交通安全協会では「なお一層気を引き締めて交通安全活動にあたりたい」と話している。

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