交通死亡事故現場2カ所で現地診断

2006-10-24 07:00 am by 須坂新聞

事件・事故 icon 10月6日に須坂市、9日に小布施町で発生した交通死亡事故を受けて、17日、交通行政関係者や地元住民らによる現地診断が両現場で行われ、事故防止策などを話し合った。
 須坂市では八幡町の市道を横断中の屋部町の高齢女性が軽乗用車にはねられ、小布施町では飯田の県道交差点で軽貨物車と衝突した乗用車の助手席の女性が亡くなった。
 須坂市の現場には約40人が参加。須坂署の竹内喜通交通課長が事故の概要を説明=写真上、近くの消防署に会場を移して話し合いを行い、地元住民からは「現場には生活上便利な道があり横断者が多い」として、横断歩道の設置や運転者に注意を促す対策の実施などの要望があった。
 また、市・警察・安協が連名で、屋部町を「安全タスキ・シートベルト着用推進モデル地区」に指定、同町関係者にタスキ・看板などが手渡された。モデル地区は昨年死亡事故が発生した春木・野辺・仁礼、今年発生した大谷に次いで5町目。地域ぐるみで交通安全に取り組んでもらう。
 一方、小布施町の現地診断には約20人が参加=写真下。バイパスの開通により規制が変更され、また左右の見通しが悪い場所で、今回以外にも4月以降で重傷事故が2件、物損事故が数件、いずれも出合い頭で発生している危険個所。出席者からは▽信号機の早期設置▽交差点を認識させ、注意を促す道路の改良や補修▽安全意識を高める施策の実施などの要望が出された。

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