高甫小 高竜池が復活

2006-03-28 12:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 高甫高竜会(高甫小歴代PTA会長会)と高甫小、同校PTAは、一昨年の体育館新築に伴い用地として閉じた高竜池を体育館南側に新たに整備した。須坂園芸高校造園クラブが描いた設計図を基に2月に着工し、児童やPTAも作業を手伝いこのほど完成した。14日にしゅん工式を開いて祝った。
 新しい池は約400平方mの長方形の敷地に、傾斜を利用して幅60cm前後、全長約40mの水路を整備。遊水場も設けて水に親しめるようにした。周囲にはモミジやモミなどを植えたほか、ベンチや飛び石を設置。水路などの石や樹木は以前のものを利用し、伐採した木を使って水路に橋を渡した。
 6年生が水路に小石を敷き詰め、PTAも砂入れ作業などを協力。地域住民からも資材の提供などを受けた。今後は授業の中で草花を植えるなどしていく。
 児童や関係者が出席してのしゅん工式で、高竜会の富沢光男会長は「学校、地域、PTAの連携で造り上げた。樹木、草花、水を身近に感じられる素晴らしい池」とあいさつ。寺沢文雄校長は「ホタルやメダカの住む場所となってほしい。池を活用しての学習も進めたい」と期待した。
 児童代表で佐藤結花さんは「たくさんの人の支えのおかげ。自然に触れ合い、皆の集う場所になってほしい」と感謝した。

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