国道406号/まちのにぎわい創出で…

2006-02-18 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 須坂市の中心市街地の蔵の町並み地区を通過する国道406号の一部(一方通行部分)が4月から市道に編入される見通しになり、須坂市は新年度からまちのにぎわい創出のため、蔵の町並みなどが散策できる歩行者に優しい道路づくりに乗り出す。これに伴い、国道406号の一部は、都市計画道路で整備した広々とした市道須坂病院北通り線などへ付け替えられることになる。
 市道に編入する国道は東横町交差点から中町交差点までの延長約488m。沿道に蔵などを市文化財に指定して保存、美術館として活用したクラシック美術館など製糸時代からの蔵の町並みが連なっている。
 一方、国道となる部分は東横町交差点から上中町交差点間、須坂病院北通り線約327mと市道広小路線約120mの合計約440m。
 市は、406号の一部を市道に編入にし、新年度から国のまちづくり交付金を導入、第一期としてクラシック美術館から笠鉾会館交差点までの間を、歩行者が安心して歩ける道路に整備する方針。その後、銀座通り〜中町交差点間、八十二銀行須坂支店〜新町〜高橋町交差点間を蔵の町並みなどの景観を生かした市道に整備する考え。
 市の各種調査や須坂商工会議所が平成14年度に策定した中小小売商業高度化事業構想(TMO構想)は「中央・銀座通りの歴史的町並みにあわせた道路整備と歩行者の増加を図り商店街ににぎわいを取り戻す方策としての歩行者系道路整備を進める」としている。

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