須坂カッタカタまつり/最後までできてよかった

2005-07-26 12:00 am by 須坂新聞

観光 icon 須坂の夏を彩る「第28回須坂カッタカタまつり」が16日、駅前通りと国道403号を歩行者天国にして開かれ、老若男女の踊り手や観衆がどっと繰り出し、昨年を上回る約12,000人の人たちでにぎわった。
 梅雨空が続き、この日もはっきりしない空模様で、参加者や関係者をやきもきさせたが、皆の祈りが通じて、雨は昼頃にぱらついた程度で、予定通りにスケジュールが進められた。
 メーンイベントの踊りの祭典には、昨年より13連少ない53連(一般41連・子供12連/申し込み人数の合計は3,023人)が参加、おそろいのハッピ・ゆかた・ユニホームなどに身を包み、今回が初めての新須坂小唄と従来からの正調須坂小唄に合わせて約2時間踊り歩いた。踊りコースには特設ステージが作られ、各連が同ステージ上でインタビューを受け、盛んな拍手を浴びていた。
 コンテストはデコレーション(山車)のみが行われ、一般連で5連、子供連で4連が申し込み。審査の結果、一般連の最優秀賞に東横町、優秀賞に馬場町と八幡町が選ばれ、子供連の4連には奨励賞が贈られた。大休憩には恒例の竜みこし(写真左)も繰り出し、祭りを盛り上げた。
 昨年に次ぐ2回目のダンスパフォーマンス大会には4組が出演、須坂小唄ダンスバージョンに乗って独自のダンスを披露した。また、今回新設の「おまつり広場」には約25区画のフリーマーケット、NPO法人NEXT須坂や須坂商工会議所青年部の模擬店、須坂商業・須坂園芸の高校生ショップが並び大にぎわい、本部横に開設した須坂病院出張健康相談室にも多くの人たちが訪れていた。
 主催の実行委員会では「天候が心配されましたが、最後まででき、また全連が一周して特設ステージで踊ることができてよかった。今回は新須坂小唄の導入、踊りコースの変更、おまつり広場の新設など多くの変更があり、参加連の皆様方にご迷惑をおかけましたことをお詫びいたします。今後も皆さんの声を聞きながら、誰もが楽しめる市民祭りを目指していきます」と話している。
 なお、今回初めてNPO法人NEXT須坂が運営に参画、おまつり広場とダンスパフォーマンス大会を担当した。本紙1面と最終面にも同まつりの写真をカラーで掲載。

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